頭皮の血行を悪くする習慣
頭皮の血行を悪くするのは、普段行っているヘアケアの影響が大きいです。
薄毛になりにくい人なら大丈夫でも、薄毛になりやすい人はこの習慣の悪影響を強く受けるので、避ける習慣を取り入れるのが薄毛を治す対策になります。
薄毛になりにくい人でも、以下のヘアケアや定期的なカラーはしない方が無難です。
以下の写真は、頭皮の温浴した際に頭皮と髪の毛から取れたシャンプーやヘアケア製品の残留物です。洗濯槽のように泡立っています。

- 毎日シャンプーで頭皮を洗って清潔にしている。これを毎日繰り返していると以下のようになってきます。
- 一日洗わないと頭皮が脂っぽくなってくる→→頭皮の皮脂を取るから皮脂の分泌量が増える
- 一日洗わないと頭皮の表面が痒くなる→→頭皮の皮膚皮膚常在菌のバランスが崩れて悪玉菌の繁殖が活発になる
- 一日洗わないと頭皮が匂い臭くなる→→頭皮の皮膚常在菌のうちの悪玉菌の繁殖が増え、その分泌物が臭うようになる
- 一日洗わないとフケが出て不潔に見える→→頭皮の皮脂を取り過ぎてしまい角質層を削ってしまい頭皮が荒れてしまう
- 頭皮が赤くなる→→上記のように頭皮を痛めているので、血が集まってきて流れなくなっている。炎症を起こす。
- 毎日トリートメントやリンスで髪のコンディショニングに気を使っていると、髪の毛も痛めるが頭皮をも痛める
シャンプーで髪の保護膜を取り去り、キューティクルを痛めているので、それを保護してキューティクルを塞いで綺麗に魅せる必要があります。
言わば、痛めた髪の毛の表面をコーティングするのがトリートメントやリンス・コンディショナーです。それに使われているのが活性剤。
これらコーティング処理剤は髪の毛だけに残るなら髪の毛を痛めるだけだが、頭皮にも残留して頭皮を痛める元になります。
- スプレーやワックス・ジェルで頭皮を痛める
スプレーやワックス・ジェルで髪の毛を固めたりセット力を高めたりスタイリングを整えるだけなら髪の毛だけの問題だが、どうしても頭皮に付いてしまいその固めたりスタリングを良くする為の成分が頭皮を痛める元になります。
シャンプー・トリートメント剤・スプレーやワックス・ジェル等のヘアケア製品の残留物が取れると、頭皮の異常が解消されて髪の毛にもボリウムが出てきます。
普段行っているヘアケアがどれだけ毛の生育を悪くしているのかを物語っています。
下記の写真は、ジェルで髪の毛を固めていた人の頭皮の拡大写真です。頭皮がボコボコになりフケが出ていて。髪の毛も太い毛と細い毛が混じっているのが分かるでしょう。

頭皮の温浴をするとジェルとシャンプーの残留物が取れて循環器のボール内は泡立ち、頭皮は綺麗な青白い色に戻りました。「頭皮の痒みが消えた」とご本人はおっしゃっていました。
定期的なカラ―
定期的にカラーやブリーチをしていると、髪の毛を以下の写真のように痛めます。
髪の毛を痛めるなら、上記のようにシャンプーで頭皮の保護膜を取ったところにカラー剤が乗り、髪の毛に浸透するように毛穴内部にも浸透するのですから頭皮と毛穴内部の毛を育てる組織も同時に痛めるので、血行も悪くなり細胞分裂も悪化し、次に生え替わってくる毛から次第に毛の育ちが悪くなっていきます。
今カラーをしても今の髪の毛は薄くなりませんが、次に生え替わってくる毛から柔らかくなり・細くなり・成長期が短くなってきますから、カラーを始めた時から10年前後くらいから髪の毛の不調が始まります。
以下の方は10歳代後半からカラーを始めてから14年後の髪の毛です。

毛を育てる力が弱人と強い人
毛を育てる力が弱い人なら体の成長期が終わってから、男性なら6年くらい(30歳前後)、女性なら10年くらい(30歳~35歳前後)してから、薄毛が表面化してきます。
毛を育てる力が強い人でも、40歳を過ぎて50歳前後になると体の力が衰えたり、女性なら更年期に入り不安定な時期に差し掛かると、それまでの頭皮への負担が表面化して薄毛になることが多いです。
いずれにしても、ヘアケアやカラーによる悪影響が付いて回るのです。
じゃ、ヘアケアやカラーの悪影響を防ぐにはどうすれば良いのでしょう?次ページ「薄毛の第一原因:ヘアケアとカラーの悪影響を防ぐ」をご参照下さい。